1つ前の記事からの続きになります。
前回はホテルに辿り着くまでの出来事を中心に記載しましたが、今回はホテル「モナステロ サンタローザ ホテル&スパ(Monastero Santa Rosa Hotel & Spa)」やその周辺の写真を中心に記載します。
【前回の記事】 ・
【舞台探訪】映画「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」~その5~ 十花さんが結婚式を挙げたイタリアのホテルに泊まってきました。【前編(アクセス編)】 【これまでの記事】 ・
【舞台探訪】「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」に影響されて念願のAIRの舞台に行きました ・
【舞台探訪】劇場版「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」~その2~ 今度は青森・竜飛崎へ行ってきました! ・
【舞台探訪】劇場版「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」~その3~ 物語のスタート、滋賀・京都編 ・
【舞台探訪】映画「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」~その4~ 北の大地、札幌編 ←プライムビデオでのレンタルが開始したみたいです!いつでも見れる! ■アニメとの比較 ・ホテル周辺
ホテルから西に徒歩数分の場所からの風景です。
中央右に小さく見える鐘が、ホテルの鐘になります。
アニメでは建物の手前に資材置き場のようなものがあり、実際、2017年のストリートビューでも映っていましたが、今は別の場所に移動されてなくなっていました。
資材置き場の部分は扉と窓の違いがありますが、一致度は比較的高いですね。
・ホテル上空からの眺め
イタリアではドローンは許可などを取るのが日本人的には非常にハードルが高いので、ホテルでもらったフォトアルバムから。
(そもそもドローン持っていませんが。)
アニメでは、披露宴を行ったスペースができているため、プールの縮尺や上の部分が大きく異なりますが、そこ以外は一致しているので、アニメでのこのカットは、
この写真を元に描いたと思われます。 ・ホテル庭園
披露宴をしていたスペースは、実際にはないのに加えて植物が多いため、
写真1枚で収めようとすると一致度は低かったです。
・神様だ・・・
・十花お姉さん、キレイ
階段などもデザインは異なります。
・おじいちゃん、泣いてる
このスペースも実際には存在しない場所から撮られています。
階段の手前は、プールとの敷居があるため、斜めからのアングルでしか撮れませんでした。
・庭園から見たホテル
前回の記事でも記載しましたが、こちらはプールの中から撮ってアングルをできるだけ合わせようとしてみました。
段々畑のようになっている庭園とホテルの角度は一致できませんでした。
・ホテルのテラスから見たプール
こちらはプールだけの風景なので、
一致度が高く 撮れましたw
庭園の角度は、披露宴のスペースを広げたりした関係で合わないのかと思いますが、こちらもできるだけ合わせてみた風景です。
アニメではホテルは大分シンプルな描かれ方をしています。
庭には木や日よけスペースなど遮蔽物が多く、あまり良い位置では撮影できませんでしたが、バックにあるホテルの建物と合わせようとしてみました。
ちなみに、七宮が立っている場所は、次のカットと同じフロアになります。
こちらはドローンがない限り同じようには撮れませんので、逆方向からw
十花さんが新居の鍵付きのブーケを投げた場所です。
追いかける六花。
こちらもプールから撮影しましたが、もっと斜めで撮ればよかったw;
プールに飛び込もうとする六花。
見比べると結構違います。
プールに飛び込んだ六花。
岩の位置やプールの縁など、こちらもうまく合わなかったです><
フィギュアで再現してみたテスト。(難しい
・その他描き下ろし
クリアファイルとのカット合わせ。
こちらのイラストは、
一部店舗のBD/DVD購入特典 の描き下ろし絵柄になります。
店舗によってはポスターだったりアクリルプレートだったりしましたが、ツタヤオンラインが
クリアファイル という現地での持ち運びに便利なサイズ、硬さだったので、そちらで購入して持ってきましたw
ですが、こちらもドローンで上空で撮らない限りは一致しなそうなアングルですので、京都アニメーションの一致度比較にはうまく使えませんでしたw
(ちなみに、プールとのフチに現在は草が生えていますが、これは以前は生えていなかったようです。)
そして、特製ケースの内側に描かれた
ラブラブな2人(爆発しろ!) な風景カットもこちらですね~。
ベンチが置いてある場所のため、こちらも撮影的には厳しいところでした。また、十花さんの立っている鋭い岩は実際にはありませんw
■比較してみた感想 何度も書いた通り、全体的に
一致度は微妙なところが多い ですw
アニメに出てきた風景は、実際には存在しないエリアから撮影されていて、完全一致できそうな場所はごく僅かでしたw
でも、パーツなど部分部分では一致しているし、この独特な風景・・・実際に現地で庭などを歩くと、
「これはまさしくTOMの世界ッ!」 だと思いました!
以上でアニメのカットとのシーン比較は終わりとなりますが、
ここから先は、ホテルやホテル周辺の情報、風景などの記載を続けさせていただきます。
■舞台探訪での注意点(行こうと考えている方向け) 念押しになってしまいますが、
前回の記事 でも記載した通り、このホテルは16歳未満お断りな高級リゾートホテルです。
ホテルの庭園やプールなどは、
宿泊客以外は利用できません。 また、公式サイトでもこのように記載されています。
Monastero Santa Rosa with only 20 bedrooms is an intimate place perfect for a Honeymoon, offering to couples privacy and unforgettable experiences. ↓google翻訳そのまま↓ Monastero Santa Rosaは20の寝室を備え、ハネムーンに最適な親密な場所で、カップルのプライバシーと忘れられない体験 を提供しています。
ということで、ぶっちゃけると中二病TOM目的で男友達2人で行ったりしたら
場違い感が半端ない ホテルなのです・・・。
お城ホテルよりもお城ホテル! ベッドはすべての部屋で1つしかないので、もちろん
同じベッドで寝る ことになります。レビューを見ると、花で
ハートマークがメイキング されていたりすることもあるようなので、スタッフに案内された時など非常に気まずいです(私はぼっちだったので流石になかった)。
恋人以外と予約する時はこれを一番
考慮しておく必要 がある気がします。
(何タイプか、キングサイズベッド+ソファーベッドの定員3人の部屋があるので、そこに3人で泊まればまだセーフ?
(逆にもっとやばそう) 夏の時期だと1泊20万~40万円以上しますが・・・。)
ということで、ホテルに寄ろうと思った方は、前回記載したアクセス方法なども含めてある程度下調べしてから訪れることをオススメいたします。
あとはもちろんホテル内で
騒いだりとかしないように ですね・・・。
(フィギュアやクリアファイルは、近くに誰もいないことを確認した上で出したりしました。)
■ホテルの部屋に入るまで チェックイン後は、マネージャーにホテル内を案内いただきました。
このホテルは元々修道院だったところを改装したので・・・
このように告解室などもありました。
告解することを書く紙なども用意されていますが、流石に利用しませんでした。
ホテルのテラスからは、アマルフィ海岸の風景が広がります。
この角度からのホテルの眺めは本当に最高でした、朝、昼、夕方、晩と表情が変わる庭園には感動しまくりでした。
こちらの眺めを案内された後、部屋へと案内されました。
■ホテルの部屋の様子 ホテルはわずか全20室ですが、部屋のタイプは9種類あります。
私が泊まったのは、一番グレードの低い(安い)
シービュースーペリアルーム (26平方m)です(
1泊715ユーロ )。
同じタイプは全部で3~4室あると思われます。
次にグレードの低いシービューデラックスルーム(28平方m)(1泊990ユーロ)との違いは、バスタブがあるかどうかくらいなので、コスパは良いと思います。
部屋の面積を記載しましたが、ここらへんの部屋は割と普通のビジネスホテル並の広さです。
クイーンサイズベッド
このホテルは全ての部屋の窓から海が見えるようになっています。
部屋からの眺め
が、私の部屋はかなり身体を乗り出さないといけない感じだったのと、正直
共用部のテラスの景色が良すぎる ため、あまり部屋からは風景は撮りませんでした。(苦笑
ウェルカムワインとウェルカムフルーツ
急遽アーリーチェックインしたため、最初は用意されていませんでしたが、部屋をちょっと離れて写真を撮って戻ったら置かれていてびっくりしました。
部屋には六花ちゃんフィギュア出しっぱなしだった・・・。 ウェルカムフルーツなんて初めてで「え?これ無料でいいの?」と不安になりながらいただきました。美味しかったです。
あと、直筆で宛名付きの手紙も置かれていました。これが高級ホテルか・・・。
コンセントは、マルチタイプではなく、複数のタイプが並んでました。
こういうのは初めてですが、変換プラグ不要でも使えるので、複数充電するのに便利で良かったです。
部屋のトイレ周り。
部屋のシャワースペース。
高級そうなガラス製の扉で、トイレまわりは引き戸、シャワースペースは開き戸となっていて、意外と間違いやすくて神経使いました。
案内された時も「be careful」と念押しされましたw
シャワーは透明のガラスで洗面所から
スッケスケ です。
フィレンツェにある世界最古の薬局「サンタ・マリア・ノヴェッラ」のフェイス用のパックも置いてありました。
併設されているスパでは、「サンタ・マリア・ノヴェッラ」ブランドを使ったエステが楽しめるようです。
部屋のモニターでは、テレビなど以外に、ホテルの歴史なども案内されていました。
部屋にあったホテルのパンフレット、フォトアルバムや絵葉書、封筒、しおりなどなど。
確認した所持ち帰って大丈夫ということでお土産にしました。
フォトアルバムの中には、上でも載せた写真など。
■ホテルの様子(共用部など) テラス
宿泊中、何度も訪れたテラス。空と海の境界線がぼんやりとしていて絵になる風景です。
テラスから北方面の眺め。ホテルの建物と鐘などが見えます。
受付のところのバルコニーから見た眺め。
やはりインフィニティプールはインスタ映えしますねw
ホテル内にあるバー
プールのあるフロアまで降りてからホテルを見上げる。
屋外にあるフィットネススペース。海を眺めながらランニング、などできますが、誰も利用してるの見なかったです。
また、奥の方に壁がありますが、これでホテルの外からはほとんど庭園が見えないように目隠しがされています。
庭園の隅から海を見下ろす。断崖絶壁すぎて怖いレベルですねw
岩山が抉れているのには驚きました。
プールにはよくこのように鳥が休んでいることもw
■夜の庭園など ライトアップされた庭園。幻想的です。
ちなみにプールは夜に入ることはできません。(ロープが張ってあります)
階段でさえも間接照明でオシャレ。
夜のホテル。静かな時が流れます。
■朝のホテル 朝日を浴びる庭園
ホテルの朝食。
ナポリでの名物焼き菓子「スフォリアテッラ」です。
クロワッサンのように何層もある生地で美味しかったですが、ホテルの元になった
修道院が発祥 だとか。
半熟卵がとてもオシャレな感じで出てきました!
他にもフルーツとかベーコン、スモークサーモン、など色々食べましたがどれも美味しかったです。
フレッシュジュースも注文すると、明らかに今フルーツを絞ったという感じのものが出てきてありえない手間のかけ方です。
ちなみに朝食は前日にもらったオーダー表を出しておけば部屋に持ってきてもくれます。
が、色々追加で注文できたりするので個人的にはレストランで食事するのがいいですね。満腹になりました。
ちなみにホテル内のレストランは夕食など宿泊客以外も利用できます。
ミシュラン2018で1つ星 を獲得しているようです。
1人2万円ちょっと くらいのコースがありますが、これ以上の贅沢はできないと利用しませんでした。さらに私は歩き疲れて夜は雨も降ってきたのでホテルから出る気力がなくなり、泊まった日は
まさかの夕食抜き。 朝日を浴びながら、六花ちゃんと記念撮影。
■ホテル周辺の眺め 道側から見たホテル。この奥にあの幻想的な風景が広がっているとはパッと見分かりません。
ホテルの外観は、修道院時代のものから余り変わっていないようです。
ホテルの北側にはgoogleマップにも載っていないような階段の道があり、そこからホテルを撮影。やはり塀が高く、庭園などはほとんど見えません。
バスでも見えた風景を徒歩で再訪。
本当にとんでもない場所にホテルがありますね。日本だと無理な気がします。
■アマルフィとポジターノ ホテルの人に送迎してもらい、アマルフィとポジターノを観光しました。
ホテルへのアクセスの起点となる街、アマルフィの大聖堂。観光客も多くいました。
アマルフィからは、フェリーでポジターノに向います。片道8ユーロ。
フェリーからホテルを眺めます。
右上に見えるのがホテルです。こうしてみると、見事なまでにホテルの場所だけ岩が直角にそびえ立っていますね。
・・・と思ったら、垂直どころか完全に
岩の中がくり抜かれていたの にはビビりました。
どうなってんだこれ。 プールの重さとか大丈夫なのかと思わず心配になってしまいましたが、まぁ大丈夫なんでしょう。(適当
アマルフィから30分掛からずに、ポジターノに到着。
「アマルフィ海岸」の風景としては、この「ポジターノ」がガイドブックの写真などでよく使われています。
ポジターノの海水浴場。
海の方は砂浜ではなく、ほとんど小石だったのは意外でした。
また、すぐそばにボートの発着場所があるので、海水浴のスペースは小さめです。
ポジターノの景色。
ポジターノは街の中心部は車が入ることが出来ないほど急坂な街ですが、そのためこのようなダイナミックな風景が広がっています。
■未発見の場所 今回、「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」に出てきたイタリアの風景で1ヶ所特定できなかった場所があります。
こちらの街並みの風景です。
・車があまり通らなそうな石畳の道
・人が多く、両サイドに商店が並ぶ
ということで、アマルフィ海岸の2大都市であるアマルフィ・ポジターノの中心部を中心に捜索して回りましたが、
店舗の形など一致しそうな場所はありませんでした。どこにあるのかな・・・。
参考:アマルフィの街並み
参考:ポジターノの街並み①
参考:ポジターノの街並み②
こちらについては情報募集中です。 ■ホテルの予約方法 公式サイトからはもちろん、Expediaやbooking.com、Agodaなどのホテル予約サイトでの予約ができます。
また、これは私の調べた当時の検索結果によるものですが、同タイミングで様々な日付で空室検索をかけた結果、
①Expediaなど予約サイトではポイント制度やセールなどがあるため、
公式より安く泊まれる。 ②ExpediaやAgodaで完売になっていても、
booking.comや公式サイトでは空室がある 場合がある。(逆のパターンは見つけられず)
③booking.comで完売している場合でも、
公式サイトでは空室がある 日がある。
という状況を複数確認しました。
あくまで推測 ですが、予約サイトではbooking.comが多く部屋を割り当てられているようです。
Expedia→booking.com→公式サイト、とそれぞれ検索して空室や料金比較などして予約するのがいいと思います。
実際、私が空室検索したときも、Expediaでは下から2番目のグレ ードの約13万円の部屋が最安値で表示されていましたが、同じ日でbooking.comでは1番下のグレードの約9.5万円の部屋が表示されていたため、booking.comで予約しました。
部屋のグレードは変わりますが、流石にそれで3万円以上も金額が変わるのは厳しいため、複数のサイトで検索して調べておいて良かったです。
(中二病の舞台になっている部分は全て共用部のため、部屋のグレードは関係ありませんし。)
小遣い稼ぎになってしまいますが、booking.comは紹介制度で双方2000円キャッシュバックといったキャンペーンがあるので、ご興味&節約したい方はご連絡いただければ。
■ホテルの感想 最後に、ホテルに泊まった感想です。
今まで一番高くても1泊2万円のホテルが限界だった私としては、一泊9.5万円の豪華ホテルはまさに異次元でした。
宿泊料が高い分、部屋の設備やスタッフの多さなど、非常にお金をかけているなぁ、と思いました。オーディオはBOSEでしたし、ありとあらゆる備品にホテルのロゴが付いています。
そして、レストランや受付、アマルフィへの送迎ドライバーなどは、常にスタッフの一人は手を空けていて、
他のお客さんが来た場合でもすぐに対応できる状態 にしていました。全20室、多くてもせいぜい40人くらいしか泊まらないはずなのに
スタッフの数はどう見ても宿泊客より多かった です。
本当にお金持ちな人が、普段の喧騒と離れて自由に休暇を過ごすには良い場所なのだろうなぁ、と思いました。
1人で1泊だけという無茶な予約をしてしまい、今では申し訳ない気持ちで一杯なのですが、非常にメモリアルな宿泊ができてよかったです。
長々となってしまいましたが、以上
イタリアへのJOURNEY でした。
【関連】
・
【ラブライブ!サンシャイン!!】劇場版公開前なのに前売り券のイタリア4都市9ヶ所の舞台探訪・聖地巡礼してきた。【ローマ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ピサ】
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2018年08月30日 舞台探訪・聖地巡礼・艦これ トラックバック:0 コメント:0
「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」の記事は5つ目となりました。
これまでの4つは、BD・DVDの発売前に行っていたため、限られたPVと脳内記憶でアングルを合わせておりましたが、ついに先月BD・DVDが発売。(
Amazonリンク )
そしてその
直後にイタリアに行く という、これ以上ないベストタイミングで海外への舞台探訪をしてきました。
今回はその前編として、ホテルまでの移動ルート等を中心に紹介します。
アマルフィはイタリア全体を収めたガイドブックの場合は2ページ程度しか載らない場所であり、自分も調べた中でも日本語でのアクセスの情報が少なかったため、参考になればと細かめに記載いたします。
【これまでの記事】 ・
【舞台探訪】「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」に影響されて念願のAIRの舞台に行きました ・
【舞台探訪】劇場版「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」~その2~ 今度は青森・竜飛崎へ行ってきました! ・
【舞台探訪】劇場版「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」~その3~ 物語のスタート、滋賀・京都編 ・
【舞台探訪】映画「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」~その4~ 北の大地、札幌編 ■ホテルの特定作業 今回、イタリアのホテルの特定作業も
おそらく私が最初に行った 気がします。
映画が公開されたのが2018/1/6ですが、約1週間後の
2018/1/14にはホテルを探し出しました。 当時は、2回目の視聴を行い、
脳内記憶 したままイタリアのジェノバ付近とアマルフィ海岸付近が怪しいと狙いを定めてグーグル先生の力を得て2~3時間調べて場所を特定しました。
印象的だったのが、ホテルの棚田のような形の庭園と、屋根の形ですね。
結果、アマルフィ海岸にある「モナステロ サンタローザ ホテル&スパ」を見つけることができました。
■ホテルの概要 こちらは、いわゆる
高級リゾートホテル となります。
16歳未満の子供の宿泊はお断りをしているほど、
静かで落ち着いたプライベート空間 を売りにしています。
そのため、
中二病に出てきた場所 に入ることは宿泊客以外はまず無理と思います。
宿泊客以外でも利用できる「スパ」を利用する際にチラッと歩きながら中を見ることくらいはできるかもしれませんが、撮影などは厳しいと思います。(あと高いです)
宿泊しようと思っている場合、次に
注意したいのがオープン時期と部屋数 ですね。
こちらのホテルは、例年
4月中旬~10月下旬 までしか営業しておりません。(2018年は少し長めですが、それでも4/13~11/4までの営業です)
アマルフィ海岸は、イタリア中から
夏のバカンス目的 で多くの人が訪れる場所ですが、その反面、冬は観光客が少ないため、ほとんどのお店やホテルが休業しています。
※中二病TOMの作中ですと、海で日光浴している人や、六花もプールに飛び込んだりしていますが、気温は東京と同じくらいなので、夏以外では難しいですw また、部屋数は全部で
20室 しかありません。
6月~9月頃が一番高く、2018年は一番狭い(安い)部屋の「Sea View Superior Room」で
1泊715ユーロ(約9万円) です。(1ユーロ:125円計算)
(別途、宿泊税が1人1泊4ユーロ掛かります。)
※私が予約した時は1ユーロ135円のレートだったので、約9.5万円でした・・・。 また、オープン直後(4月中旬~5月頭)&クローズ間際(10月)の閑散期が一番安く、その場合は「Sea View Superior Room」で1泊440ユーロ(約5.5万円)になりますが、その時期はどんより曇っている天気の確率が高いのと、晴れていてもプールには入れないような気温なのでご注意ください。 非常に宿泊料は高額ですが、評価が高い人気のホテルのため、一番安い部屋は埋まっていることがとても多いです。
また、
予約サイトによって空室表示が全然違った ので、おすすめの予約方法など、部屋の紹介も兼ねて、次の記事で詳しくご紹介したいと思います。
■最寄りの空港、日本からの行き方 最寄りの空港は、ナポリ空港になります。
日本から行く場合には、
直行便はありません。 東京(成田・羽田)からの場合、ルフトハンザ航空でのフランクフルト経由、アリタリア航空でのローマorミラノ経由、などが選択肢になります。乗継ぎ2回になればいくらでもありますが、移動時間やロストバゲージ(預けた荷物が無くなること)のリスクが増えます。
滋賀県の石山から出発することを考えると、
関西空港から乗継ぎ1回で行く場合には、ルフトハンザ航空でのフランクフルト経由のみ となりますので、おそらくこちらを使ったと推測できます。
ローマから鉄道という可能性もありますが、関西空港からは結局直行便がないため、微妙ですね。
■ナポリからアマルフィへの移動(公共交通機関) アマルフィには鉄道は走っていません。
六花達は、結婚式という行事&大人数での移動のため、おそらく車をチャーターして移動したと思います。
が、そうすると車1台で3~6万円は掛かるので、私のような節約&ぼっち旅行の場合にはとても使えません。
ということで、公共交通機関でのアクセスを記載します。
ナポリからアマルフィへ行く方法は、大きく3つのルートがあり、さらに季節や天気によってフェリーを使うかバスを使うかの選択肢が出てきます。
①右回りルート(サレルノ経由)
②左回りルート(ソレント経由)
③中央ルート
個人的に良いと思い、選択したのが①の
右回りルート(サレルノ経由) です。
理由としては、サレルノからアマルフィは
フェリーとバス の両方が出ており、臨機応変に対応しやすいことです。
③の中央ルートは、最短距離を結びますが、1~2回乗り継ぎが必要で、接続も悪いダイヤになっています。バカンス時期は渋滞が酷いという情報を目にしたので却下。
②のソレント経由もアマルフィまでフェリー・バスの両方が出ていますが、距離が長いため、遅延リスクが高まることもあり避けました。
日本のガイドブックだと②か③しか記載されていないものもあります。
ちなみに、フェリーは冬は運行していません。また天気が悪いときにも欠航になります。 ナポリ~アマルフィへの直行フェリーの記載があるガイドブックもありましたが、本数も少なく、真夏のピーク時期しか運行していないので正直たどり着けないリスクが高くて利用できません。 サレルノ駅
高速鉄道「.italo」の南端の駅となります。ナポリ方面からはトレニタリアの快速や特急も多く走っているため、アクセスは容易です。
サレルノ駅から港方面に進むと、フェリー乗り場があります。
ネットで検索すると、フェリーは高いためバスがおすすめ、というものが多数ありますが、アマルフィ海岸はただでさえ道幅が狭い上に、前述のように、
夏はイタリア中から人が押し寄せる ため、バスだと渋滞が酷くて時刻表だと1時間の道が4時間掛かった、などの記事を見かけました。
また、
路線バスは、スーツケースを載せられない ことがあります。
(たまに、日本で言う高速バスのようなタイプのバスが走っていて、それには載せられます。)
フェリーはバスより高いと言っても
片道8ユーロ (約1000円)なので、移動時間もバスより短く、旅行客としては素直にフェリーで良いと思います。
景色も最高でした。 サレルノ~アマルフィのフェリーからの風景
アマルフィの町並み
アマルフィはアマルフィ海岸の中心・最大の街です。
港からすぐそばにあるアマルフィ大聖堂が有名ですが、「アマルフィ海岸」で調べると大抵、西にある「ポジターノ」の風景が出てくるので、イメージと違うと考える方も多いかと思います。
ポジターノの方が急斜面とそこに建つ住居群がすごく、写真映えするのでしょうね。
■アマルフィのビーチ アマルフィのビーチ
アマルフィ海岸にはいくつも街があり、似たようなビーチが多数ありますが、おそらく中二病TOMに登場したこのシーンはアマルフィのものと思われます。
理由としては、左上の方にちらっと見える柱のようなもの。
ビーチに、このような柱が刺さっているものは、ストリートビューで調べた限りアマルフィ海岸では他に見当たりませんでした。
椅子やパラソルの色など違いますし、パラソルが多すぎて分かりにくいですが、ここかなぁと思います。
夕方には、椅子・パラソルが全て片付けられてしまいました。
■アマルフィからホテルまでの移動方法 ホテルは、アマルフィから少し西に離れた「コンカ・ディ・マリーニ」という地域にあります。
地図で見ると、直線距離はあまり離れていませんが、
ヘアピンカーブだらけで高低差も激しく 、車でも15分以上掛かったので徒歩での移動は難しいです。
ホテルの目の前までは、SITA社の路線バスが走っています。
乗車券(1.2ユーロ)は、近くにあるチケットオフィスで購入できます。(分からなければ港のバス停付近にSITAのスタッフが結構いるので聞けばいいです。)
路線バスは「Agerola」行きか「Tovere」行きに乗車します。大体1時間に1~2本運行しています。
(googleだと、路線バスの番号が書いてありましたが、現地のバスには番号表示などないため、行き先名を見たり運転手に聞くしかないです。)
西方面だと、「Positano(ポジターノ)」行きのバスもあり、多くの観光客はこれに乗りますが、こちらは海岸線沿いを走るため、ホテル最寄りのバス停から1kmほど歩くことになります。ほぼ
登山 と言えるような道を歩かないとホテルに着けないため、スーツケースを持っている場合は使わないようにしましょう。
(コンカ・ディ・マリーニからポジターノの道の道中は、所謂インスタ映えスポットが多数あるので、荷物を預けた後に使ってみたいなぁ、と思っていましたが、体力の限界で断念しました。)
乗ろうと思っていた路線バスは幸い高速バスタイプなので、座席下の荷物スペースにスーツケースを入れてもらいました。
バスにてアマルフィ海岸を駆けていきますが、驚いたのは
道路の道の狭さ 。そして道の下は完全に崖です。道の上も崖です。
それなのに、一方通行ではなく対向になっているため、バスは何度も停車&すれ違える広さの場所までバックします。後ろに車がつかえていたりと道中はクラクションの応酬が凄かったです。
(写真は、比較的道が広いところまでバックしたあとの状態です。)
もうギリギリ。サイドミラーも閉じて
頭文字Dに出てきそう な間隔で走ります。
私には運転絶対無理です。
・・・そうこう走っていると、ホテルが見えてきます。
もう
完全に断崖絶壁 の場所です。
実際には垂直どころか
飛び出している場所 もあります。
海岸線はこの遥か真下 になりますので、実際に見た途端歩いていくのは諦めましたw
そしてバス停「Bivio Conca」で下車。特にバス停の案内などはないので
近づいたタイミングで下車ボタン を押しました。
そして無事、
ホテルに到着。 【移動ルートと交通費(目安)】
・ナポリ空港~ナポリ中央駅: バス:6ユーロ
・ナポリ中央駅~サレルノ駅: 快速4.7ユーロ、特急9.5ユーロ、高速鉄道9~20ユーロ
・サレルノ港~アマルフィ港: フェリー8ユーロ+スーツケース1.5ユーロ
・アマルフィ港~ホテル: バス1.2ユーロ
トータルで20~35ユーロほど、トラブルもなく順調に乗り継げればナポリ空港から片道4~5時間程度でたどり着けることになります。まぁ正直
多少のトラブルはある ので、かなり多めに時間を見積もっておいたほうが良いです。
ちなみに、私は到着時間や英語でのやり取りが不安だったので往路では利用しませんでしたが、
アマルフィ港~ホテルはシャトルで送迎をしてもらえます。 待ち合わせ時間に余裕を持って事前にメールで依頼、または現地に到着してから電話でやり取りできる、とかの場合には、バスよりそちらを使うほうが良いかと思います。
(チップを1~2ユーロ渡したりするので、費用的にはあまり変わらないですw)
■ホテルの外観~チェックイン ホテルは、元々修道院として使われていた建物で、礼拝堂などがあります。
写真に左上にチラッと見える鐘は、アニメにも登場してきたものです。
鐘のサイズや位置が異なり ますが、そこらへんはまぁアニメの表現ということで・・・。
ホテルの外(エントランス傍)から自撮り棒を伸ばして撮った限界。
宿泊しないとやはり風景を楽しむのは厳しいです。
ホテル到着後は、物腰の柔らかいマネージャーに出迎えて頂き、まずはウェルカムドリンクなどを頂きました。
高級~! このとき、実はホテルのチェックイン開始時刻(15時~)よりかなり早く到着しておりました。
アマルフィ海岸は、荷物を預けられるようなところが壊滅的になく、一旦荷物をホテルに預けてから、アマルフィやポジターノに観光しに行く予定だったのです。
が、少しドリンクを飲みながら休んでいると、部屋の準備ができていると言われたので、お言葉に甘えて
アーリーチェックイン をさせてもらいました。当然前の宿泊客の片付けが終わっていないこともあるので、これはラッキーでした。
■ホテルの景色(舞台探訪) ここまで、移動ルートを書くだけでもかなりのボリュームになってしまったので、ホテルの様子や舞台探訪は、後編にて詳しくご紹介したいと思いますが、ひとまずはメインどころを。
ホテル到着後、マネージャーに案内されて行ったのは、廊下の先にあるテラスです。
そして、テラスからの眺めがこちらになります。
こ れ は や ば い 辿り着くまでの苦労と、あまりの絶景に語彙力が限界までなくなりました。
映画「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」で見たシーンと
同じ場所 が確かにありました。
プールの先に見える建物やボートまでこちらは再現度が高いですねw
ちょっと緑が多いですが・・・w こんな時のために 持ってきた六花ちゃんフィギュアと記念撮影。
土台なしでも独立できるプライズフィギュア優秀すぎます。
庭園側から眺めたホテルの様子です。
左側の建物はアニメでは簡略化されていますが、右側のアーチになっている屋根はまさに同じ風景w
ちなみにこちらの写真は、
プールの中から撮影 しています。
アニメと実際のホテルを比較すると、結婚式をやっていた場所が結構改変されていました。
映画「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」との比較
(ホテルの公式インスタグラムより)
アニメでは披露宴会場として庭園を使っていましたが、実際にはそのようなスペースはありません。
庭園を外側に広げ、プールも小さめに変更されていることがわかりますね。
アニメのカットも、この
広げたスペースからのアングルが多い ため、パーツ毎には一致しているものの、全体のパースは思ったより合わない所が多かったですねw
しかし、念願の中二病に出てきたイタリアのホテルに泊まることができ、感無量ですw
ということで、次は写真多めでイタリアのホテルを紹介します!
Please,Take on me♡ 【2018/08/30後編アップしました!】
・
【舞台探訪】映画「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」~その6~ 十花さんが結婚式を挙げたイタリアのホテルに泊まってきました。【後編(比較・ホテル写真)】 【関連】
・
【ラブライブ!サンシャイン!!】劇場版公開前なのに前売り券のイタリア4都市9ヶ所の舞台探訪・聖地巡礼してきた。【ローマ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ピサ】
2018年08月20日 舞台探訪・聖地巡礼・艦これ トラックバック:0 コメント:0
■お知らせ コミックマーケット94の2日目にサークル参加します。 ゆるゆりの杉浦綾乃のセリフに登場する、「罰金バッキンガム」などの地名ダジャレの元となった地を旅行した写真で纏めた、アニメの背景には出てこない謎の聖地巡礼本を出します。
イタリアのページもあります 。
■経緯:イタリア周遊とラブライブ!サンシャイン!!劇場版の舞台が重なる タイトルの通りですが、
劇場版「ラブライブ!サンシャイン!! Over the Rainbow」 の舞台探訪・聖地巡礼をしてきました。
まだ公開前なんですけど。 元々、イタリアに
「中二病でも恋がしたい!Take On Me」 や「ARIA The AVVENIRE」などの舞台探訪のため行く予定だった所で、ラブライブ!サンシャイン!!劇場版の情報が飛んできて驚きました。
しかも登場した場所は、前回2015年にイタリアに行った時に、時間がなくて寄れなかったり、修復工事中や人が多すぎてきちんとした写真が撮れず、
元々再訪しようと決めていた 観光名所ばかり。
そのため、舞台の特定作業も前売り券の画像を
公式が毎日アップしていった30分後には終わらせる という我ながら訳がわからないことをしながら、探訪スケジュールを詰めて現地に向かいました。
アングルはできるだけ合わせたので、参考になれば幸いです。
PVに出てきたスペイン階段は、別で詳細な比較記事を上げる予定です。
また、記事の後半では、
イタリアに舞台探訪しに行く方向けの旅情報 を記載しています。
■前売り券の登場場所 前売り券のスポットを都市別に記載すると以下となります。全て、人気の観光名所です。
【ローマ】 千歌:コロッセオ 果南:トレビの泉 鞠莉:スペイン階段(スペイン広場) ルビィ:真実の口 【ヴェネツィア】 梨子:サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会 ダイヤ:サン・マルコ広場 曜:ため息橋 【フィレンツェ】 善子 ヨハネ:サン・ジョバンニ洗礼堂 【ピサ】 花丸:ピサの斜塔
以下は、キャラクター紹介順で写真を掲載します。
■千歌:コロッセオ(ローマ) ローマを代表する建築物、コロッセオ。
西暦80年に完成した闘技場です。外観を見るだけなら無料ですが、中を見るには長蛇の列となります。ローマパスなどを使って専用入口から入ると時間が節約できて良いです。
現在、コロッセオの周辺は大規模な工事が行われており、砂煙が半端ないです。レンズがあっという間に汚れました。
あと、お昼前後は逆光になり、人がいない時間を狙うなら早朝を狙わないときついです。
(クリックすると大きな画像になります。)
思いっきり逆光の時間に行ってしまいましたが、そのおかげでフィギュアが輝いてます。
きっと明日も輝ける! ■梨子:サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会(ヴェネツィア) ヴェネツィアにある有名な教会です。ARIAでも外観・内観ともに登場するので、ARIA探訪で訪れた方も多いハズ。
こちらは、比較的人が少なく、
午前中はこのアングルは逆光 になるため、
午後に訪れるのがオススメ です。
撮影場所と思われるところには街灯があり、少しずれての撮影となりました。
(クリックすると大きな画像になります。)
フィギュアが
同じポーズ で笑いましたww
果南:トレビの泉(ローマ) ローマに戻り、こちらも名前はご存知の方も多いと思います。トレビの泉です。
夕方に寄りましたが、こちらも人が多いです。こちらは逆光になることはないので、人がいない時間帯を狙っていきたい所です。
フィギュアは全キャラ持ってこれなかったので
HAKODATE 。
ダイヤ:サン・マルコ広場(ヴェネツィア) 世界一美しい広場、サン・マルコ広場です。
ヴェネツィアの中心、ARIAでも山程出てくる場所で、いくら撮影しても飽きないですね。本当に絵になる場所です。
地面の模様が斜めになっているところから撮影しました。
ラブライブのれきし(
携帯性抜群 )
曜:ため息橋(ヴェネツィア) こちらもヴェネツィアの有名スポット、ため息橋です。
ARIAを見た方はおぉ、っとなる場所ですね。
こちらも早朝、かなり早い段階から観光客が増えます。8時にはもう人で一杯でした。
曜ちゃんのカットだと、ため息橋を撮影するための橋も映るようにしないといけないため、橋の真ん中あたりから写真を撮ることになり、人が引けた僅かなタイミングを狙う感じになります。
午後のため息橋を見るための橋。もう歩くだけでも大変なくらい混みます。
■善子:サン・ジョバンニ洗礼堂(フィレンツェ) フィレンツェは善子のみです。フィレンツェは、ローマとヴェネツィアの中間地点の街で、レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」やボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」や「春」、ミケランジェロの「ダビデ像」など誰もが見たことがある芸術作品がわんさかあります。
そして善子、
じゃなくてヨハネ (しかも堕天使)が洗礼堂をバックにするとか訳わからんことに。
また、こちらは、カメラの広角が足りずに、残念ながら横長での撮影となりました。
もっと下がって撮影したいところですが、後ろには、フィレンツェの有名なサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂があり、立入禁止のロープが張られています。
あと、比較して分かるけど
縦横比が違う気がします。 六角形なので、歩いて見ていると、場所によってはこれくらい細長く見えますが・・・。
また、このサン・ジョバンニ洗礼堂の最大の見所である「天国の門」(写真中央にある扉)は2018年8月時点では
修復工事中 で、布の上から絵が書かれている状態でした。前回行った時は建物全体が工事の布で覆われていたので、いつまで立っても完璧な外観が見れません。残念。
※2015年に訪れた時の洗礼堂
イタリアの建物は、このように修復工事があちこちで行われているため、舞台探訪はそのタイミングも見計らいたい(けど無理だろうなぁ・・・情報少なすぎる)。
■花丸:ピサの斜塔(ピサ) ピサは、フィレンツェから鉄道で1時間ほどの場所にあります。
ピサ中央駅から2kmほど北上すると見えるのが有名なピサの斜塔です。
観光客が多く、またみんな塔を使って
面白いポーズ を撮るのに夢中なので、
日中の撮影はかなり困難 です。
ドゥオーモと並べて撮ると、傾いているのがよくわかります。
と、せっかくピサまで来たので、しっかりとピサの斜塔に
実際に昇ってきました。 斜塔は予約制で、予約せずに当日入ることはまずできません。Webサイトで予約しますが、
15分毎に10名の定員 です(が、おそらく別でツアー用の枠がありそうで、結構な人数が同じ時間で入場しました)。
塔が斜めなので、階段が
きつい時と楽な時 があり、面白い体験でした。
また、頂上にある鐘は斜めになっていて、
むりやりぶつからないように していたのには笑いました。(右側の壁)
■鞠莉:スペイン階段(スペイン広場)(ローマ) ローマのスペイン階段(スペイン広場)です。
こちらも、魔法先生ネギま!やガルパンのアンツィオ高校、ストライクウィッチーズやガンスリンガーガールなど多数のアニメに出てきます。
同じアングルのものは、人が大きく写り込んでしまったため、少しアングルがずれてますがこちらの写真で代用。
スペイン階段は、現在公開されている
PVにて多数のカットが出ているため、別の記事を作成する予定 です。
→2018/09/25追記 PVのシーンの記事を作成しました。
・
【ラブライブ!サンシャイン!!】劇場版PVに出てくるローマのスペイン階段(スペイン広場)の舞台探訪 ■ルビィ:真実の口(ローマ) 真実の口は、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会内にあります。
こちらは、
早朝アタックはできません。 柵に覆われた場所にあり、2018年8月現在では9:30~17:50オープンとなっています。
オープン前に並ぶ人たち
奥にあるのが真実の口です。ここから大体15分待ちです。
以前は多くの観光客が日本人だったそうですが、最近は中国人や欧米のお客さんも増えているらしい。(日本人は実際多かったけど3割くらい?)
見物料を一時期取っていたものの、現在は無料の体になっていますが、
寄付をする箱 があるので、そこに1人2ユーロほど入れましょう。
1組、3枚ほど写真を撮る とスタッフの方に交替するよう言われます。
それにしても、ルビィちゃんはこんな衆人環視の中、あんなポーズしてたのかと思うと何度でも興奮します。
ピギィ! あとは、斜めで良ければ柵の外から撮影できますので、最悪それでもいいかもしれません。
■探訪のまとめ 私、何故か
旅行直前に舞台が増える ことが非常に多いのですが、今回は滅多に行けないヨーロッパで発生し驚きました。おもわずフィギュアを準備しての初めての旅行となりましたが、荷物の
体積と破損リスク の関係からフィギュアは4体くらいが限界ですね。(あと1体は中二病で六花ちゃんです。)
しかし、良い感じにフィギュアでシーンを再現をすることができました。
また、4人のカットが登場するローマは
わずか20時間の滞在 だったので、駆け足となってしまいましたが、
無事9人のカットをコンプリート することができて良かったです。
あとは、他の撮影した写真の場所も、映画で出てくるといいなぁと思います。(推測探訪)
■旅行情報:イタリア内の移動 今回のラブライブ!サンシャイン!の前売り券で登場した場所の位置関係、鉄道での移動は以下となります。
画像にも記載しましたが、4都市となるため鉄道で周遊するのがオススメです。ローマかヴェネツィアからスタートする、
イタリアの周遊旅行の鉄板ルート になります。
高速鉄道は自由席などはなく指定席のみ、本数は多くても1時間に2本程度。乗り逃した場合に後ろの列車に乗る場合には、チケットを取り直す必要があるなど、日本の新幹線とは結構勝手が違いますので注意が必要です。
ローマ~フィレンツェ~ヴェネツィアの移動は、「トレニタリア」(旧国鉄)と「.italo」の2社 が高速鉄道を運行しています。
基本的には、.italoの方が安いし設備も豪華でオススメです。セールなども多く、キャンセル不可料金だと国鉄の当日券購入の1/3以下で乗れます。
また、トレニタリアは、高速鉄道以外にも「IR:特急」(要指定席券)や「IC:快速」(乗車券のみ)などが走っていますが、
ローマ~フィレンツェ~ヴェネツィアは、所要時間的に「FR:高速鉄道」一択と考えていいと思います。
ココらへんは、別で記事を作り紹介したいと考えています。
あと、
ストライキ は本当に要注意です。
基本的にトレニタリアも.italoも同じタイミングで行われ、
丸一日列車が動かない ことが酷いときには月に1度くらいあります。振替輸送とかないです。
鉄道だけでなく、飛行機も国内線が丸一日ストライキで止まることも珍しくありません。ドンピシャになると
詰む ので、絶対に行きたい場所がある場合はリカバリーできる日程を組んだほうが良いです。
あと、列車や飛行機は
1時間くらいは遅れて当たり前 と考えておきましょう。
ストライキの情報は「イタリア ストライキ」などで検索すれば、日本人向けの旅行会社などが主要な情報は発信しています。
■旅行情報:持ち物の管理とホテル ちょうど
今度のコミックマーケットで出す新刊にもコラムを書きました が、日本のような治安の良い国はまずありません。特にイタリアはスリやひったくり、
観光客を狙った詐欺 などが多く、持ち物やお金の管理には特に注意が必要です。
私は列車やホテルの中でも、スーツケースには鍵をかけて、さらに自転車用のチェーンタイプの鍵でパイプと固定したりなどしています。
ここまでやると少し心配性すぎるレベルかもしれませんが、トラブって観光の時間を潰したりするよりはマシと思ってます。
実際、ピサに行った際には、スリ未遂に遭いましたね。 (斜塔行きの満員のバスの中で、年配の女性に
ズボンのポケットへ手を突っ込まれました。 気づいてすぐ反応したので被害はありませんでしたが、アジア系の人は無防備な人が多いのでターゲットにされやすい気がします。)
また、周遊旅行の場合、一番のネックが荷物、
スーツケースの保管場所 です。
イタリアには駅などに
コインロッカーはありません。 大きな駅には荷物預かり所がありますが、列ができていて
預けるだけで1時間近く掛かる 、更に料金も1時間あたり1~2ユーロ程と日本と比べると高額な場所が多いため、私の場合は泊まるホテルにチェックイン前またはチェックイン後に預かってもらうことを前提にスケジュールを組みました。
そのため、
ホテルは立地を優先 してます。
ヨーロッパは民泊が非常に進んでいて、Expediaなどの予約サイトにも民泊のような物件が表示されたりしますが、そういうところは荷物を預かってくれなかったり、そもそも
部屋に入るまでの手続きが面倒 だったりするので、海外旅行に
慣れてない方は避けたほうが良い です。
欧米のホテルは1~5つ星でランクされており、基本3つ星以上、日本のビジネスホテル並みを期待したい場合4つ星以上のホテルであることを確認して予約しましょう(2つ星でも良いホテルは沢山ありますが、一般的に日本人向けのツアーは3つ星以上のホテルが使われることが多いです)。
ちなみに、今回の旅行では
5つ星ホテルでもバスタブがなかったり 、4つ星でも冷蔵庫がないところもあったので、そこら辺も気になる方は設備を要確認。
■旅行情報:撮影について 一型センサー搭載、24mm-100mmズームレンズのコンデジ「Canon PowerShot G7 X Mark II」で撮影しましたが、梨子、善子の場所は
広角が足りない 感じでした。
完全に一致を狙いたい場合は、より広角なレンズのものでないと厳しいかと思います。
また、9ヶ所全部が思いっきり観光名所のため、
人が多いのが最大の難点 です。
今回は半分ほどは
早朝アタック で回収しましたが、そうする場合は当然
スケジュールの調整 が難しくなります。
唯一飛び地となっている花丸のピサの斜塔に早朝アタックは中々面倒くさいです。ピサは斜塔周辺くらいしか観光名所がないため、早朝アタックは他の観光時間が削られてしまいます。
また、舞台探訪・聖地巡礼する際、他の観光客や現地の方の迷惑にならないよう行動をお願いします。(今回の場所は、ど観光地ばかりなので、はしゃいでいる方は非常に多いのですがw;)
■旅行情報:入場料など 基本的に、(真実の口での寄付以外)9人のカットの場所を撮影するだけなら料金は掛かりませんが、建物の中などはぜひ見学した方が良いです。せっかくのイタリア、楽しみましょう。
また、イタリアの観光施設の入場料などは、
ほぼ毎年値上げ が行われているため、気になる方は事前にネットで確認するのがいいかと思います。
ガイドブックの値段と同じ方が珍しいです。 ■おまけ ヴェネツィアのバスに描かれていたものが前売り券のものに雰囲気似ていて思わず撮影しました。
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2018年08月08日 舞台探訪・聖地巡礼・艦これ トラックバック:0 コメント:0