■お知らせコミックマーケット94の2日目にサークル参加します。ゆるゆりの杉浦綾乃のセリフに登場する、「罰金バッキンガム」などの地名ダジャレの元となった地を旅行した写真で纏めた、アニメの背景には出てこない謎の聖地巡礼本を出します。
イタリアのページもあります。
■経緯:イタリア周遊とラブライブ!サンシャイン!!劇場版の舞台が重なるタイトルの通りですが、
劇場版「ラブライブ!サンシャイン!! Over the Rainbow」の舞台探訪・聖地巡礼をしてきました。
まだ公開前なんですけど。元々、イタリアに
「中二病でも恋がしたい!Take On Me」や「ARIA The AVVENIRE」などの舞台探訪のため行く予定だった所で、ラブライブ!サンシャイン!!劇場版の情報が飛んできて驚きました。
しかも登場した場所は、前回2015年にイタリアに行った時に、時間がなくて寄れなかったり、修復工事中や人が多すぎてきちんとした写真が撮れず、
元々再訪しようと決めていた観光名所ばかり。
そのため、舞台の特定作業も前売り券の画像を
公式が毎日アップしていった30分後には終わらせるという我ながら訳がわからないことをしながら、探訪スケジュールを詰めて現地に向かいました。
アングルはできるだけ合わせたので、参考になれば幸いです。
PVに出てきたスペイン階段は、別で詳細な比較記事を上げる予定です。
また、記事の後半では、
イタリアに舞台探訪しに行く方向けの旅情報を記載しています。
■前売り券の登場場所前売り券のスポットを都市別に記載すると以下となります。全て、人気の観光名所です。
【ローマ】 千歌:コロッセオ 果南:トレビの泉 鞠莉:スペイン階段(スペイン広場) ルビィ:真実の口
【ヴェネツィア】 梨子:サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会 ダイヤ:サン・マルコ広場 曜:ため息橋
【フィレンツェ】 善子ヨハネ:サン・ジョバンニ洗礼堂
【ピサ】 花丸:ピサの斜塔 |
以下は、キャラクター紹介順で写真を掲載します。
■千歌:コロッセオ(ローマ)

ローマを代表する建築物、コロッセオ。
西暦80年に完成した闘技場です。外観を見るだけなら無料ですが、中を見るには長蛇の列となります。ローマパスなどを使って専用入口から入ると時間が節約できて良いです。
現在、コロッセオの周辺は大規模な工事が行われており、砂煙が半端ないです。レンズがあっという間に汚れました。
あと、お昼前後は逆光になり、人がいない時間を狙うなら早朝を狙わないときついです。

(クリックすると大きな画像になります。)
思いっきり逆光の時間に行ってしまいましたが、そのおかげでフィギュアが輝いてます。
きっと明日も輝ける!
■梨子:サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会(ヴェネツィア)

ヴェネツィアにある有名な教会です。ARIAでも外観・内観ともに登場するので、ARIA探訪で訪れた方も多いハズ。
こちらは、比較的人が少なく、
午前中はこのアングルは逆光になるため、
午後に訪れるのがオススメです。
撮影場所と思われるところには街灯があり、少しずれての撮影となりました。

(クリックすると大きな画像になります。)
フィギュアが
同じポーズで笑いましたww
果南:トレビの泉(ローマ)

ローマに戻り、こちらも名前はご存知の方も多いと思います。トレビの泉です。
夕方に寄りましたが、こちらも人が多いです。こちらは逆光になることはないので、人がいない時間帯を狙っていきたい所です。

フィギュアは全キャラ持ってこれなかったので
HAKODATE。
ダイヤ:サン・マルコ広場(ヴェネツィア)

世界一美しい広場、サン・マルコ広場です。
ヴェネツィアの中心、ARIAでも山程出てくる場所で、いくら撮影しても飽きないですね。本当に絵になる場所です。
地面の模様が斜めになっているところから撮影しました。

ラブライブのれきし(
携帯性抜群)
曜:ため息橋(ヴェネツィア)

こちらもヴェネツィアの有名スポット、ため息橋です。
ARIAを見た方はおぉ、っとなる場所ですね。

こちらも早朝、かなり早い段階から観光客が増えます。8時にはもう人で一杯でした。
曜ちゃんのカットだと、ため息橋を撮影するための橋も映るようにしないといけないため、橋の真ん中あたりから写真を撮ることになり、人が引けた僅かなタイミングを狙う感じになります。

午後のため息橋を見るための橋。もう歩くだけでも大変なくらい混みます。
■善子:サン・ジョバンニ洗礼堂(フィレンツェ)

フィレンツェは善子のみです。フィレンツェは、ローマとヴェネツィアの中間地点の街で、レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」やボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」や「春」、ミケランジェロの「ダビデ像」など誰もが見たことがある芸術作品がわんさかあります。
そして善子、
じゃなくてヨハネ(しかも堕天使)が洗礼堂をバックにするとか訳わからんことに。
また、こちらは、カメラの広角が足りずに、残念ながら横長での撮影となりました。
もっと下がって撮影したいところですが、後ろには、フィレンツェの有名なサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂があり、立入禁止のロープが張られています。
あと、比較して分かるけど
縦横比が違う気がします。六角形なので、歩いて見ていると、場所によってはこれくらい細長く見えますが・・・。
また、このサン・ジョバンニ洗礼堂の最大の見所である「天国の門」(写真中央にある扉)は2018年8月時点では
修復工事中で、布の上から絵が書かれている状態でした。前回行った時は建物全体が工事の布で覆われていたので、いつまで立っても完璧な外観が見れません。残念。

※2015年に訪れた時の洗礼堂
イタリアの建物は、このように修復工事があちこちで行われているため、舞台探訪はそのタイミングも見計らいたい(けど無理だろうなぁ・・・情報少なすぎる)。
■花丸:ピサの斜塔(ピサ)

ピサは、フィレンツェから鉄道で1時間ほどの場所にあります。
ピサ中央駅から2kmほど北上すると見えるのが有名なピサの斜塔です。
観光客が多く、またみんな塔を使って
面白いポーズを撮るのに夢中なので、
日中の撮影はかなり困難です。

ドゥオーモと並べて撮ると、傾いているのがよくわかります。
と、せっかくピサまで来たので、しっかりとピサの斜塔に
実際に昇ってきました。斜塔は予約制で、予約せずに当日入ることはまずできません。Webサイトで予約しますが、
15分毎に10名の定員です(が、おそらく別でツアー用の枠がありそうで、結構な人数が同じ時間で入場しました)。

塔が斜めなので、階段が
きつい時と楽な時があり、面白い体験でした。
また、頂上にある鐘は斜めになっていて、
むりやりぶつからないようにしていたのには笑いました。(右側の壁)
■鞠莉:スペイン階段(スペイン広場)(ローマ)

ローマのスペイン階段(スペイン広場)です。
こちらも、魔法先生ネギま!やガルパンのアンツィオ高校、ストライクウィッチーズやガンスリンガーガールなど多数のアニメに出てきます。
同じアングルのものは、人が大きく写り込んでしまったため、少しアングルがずれてますがこちらの写真で代用。
スペイン階段は、現在公開されている
PVにて多数のカットが出ているため、別の記事を作成する予定です。
→2018/09/25追記 PVのシーンの記事を作成しました。
・
【ラブライブ!サンシャイン!!】劇場版PVに出てくるローマのスペイン階段(スペイン広場)の舞台探訪
■ルビィ:真実の口(ローマ)

真実の口は、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会内にあります。
こちらは、
早朝アタックはできません。柵に覆われた場所にあり、2018年8月現在では9:30~17:50オープンとなっています。

オープン前に並ぶ人たち

奥にあるのが真実の口です。ここから大体15分待ちです。
以前は多くの観光客が日本人だったそうですが、最近は中国人や欧米のお客さんも増えているらしい。(日本人は実際多かったけど3割くらい?)
見物料を一時期取っていたものの、現在は無料の体になっていますが、
寄付をする箱があるので、そこに1人2ユーロほど入れましょう。
1組、3枚ほど写真を撮るとスタッフの方に交替するよう言われます。
それにしても、ルビィちゃんはこんな衆人環視の中、あんなポーズしてたのかと思うと何度でも興奮します。
ピギィ!あとは、斜めで良ければ柵の外から撮影できますので、最悪それでもいいかもしれません。
■探訪のまとめ
私、何故か
旅行直前に舞台が増えることが非常に多いのですが、今回は滅多に行けないヨーロッパで発生し驚きました。おもわずフィギュアを準備しての初めての旅行となりましたが、荷物の
体積と破損リスクの関係からフィギュアは4体くらいが限界ですね。(あと1体は中二病で六花ちゃんです。)
しかし、良い感じにフィギュアでシーンを再現をすることができました。
また、4人のカットが登場するローマは
わずか20時間の滞在だったので、駆け足となってしまいましたが、
無事9人のカットをコンプリートすることができて良かったです。
あとは、他の撮影した写真の場所も、映画で出てくるといいなぁと思います。(推測探訪)
■旅行情報:イタリア内の移動今回のラブライブ!サンシャイン!の前売り券で登場した場所の位置関係、鉄道での移動は以下となります。

画像にも記載しましたが、4都市となるため鉄道で周遊するのがオススメです。ローマかヴェネツィアからスタートする、
イタリアの周遊旅行の鉄板ルートになります。
高速鉄道は自由席などはなく指定席のみ、本数は多くても1時間に2本程度。乗り逃した場合に後ろの列車に乗る場合には、チケットを取り直す必要があるなど、日本の新幹線とは結構勝手が違いますので注意が必要です。
ローマ~フィレンツェ~ヴェネツィアの移動は、「トレニタリア」(旧国鉄)と「.italo」の2社が高速鉄道を運行しています。
基本的には、.italoの方が安いし設備も豪華でオススメです。セールなども多く、キャンセル不可料金だと国鉄の当日券購入の1/3以下で乗れます。
また、トレニタリアは、高速鉄道以外にも「IR:特急」(要指定席券)や「IC:快速」(乗車券のみ)などが走っていますが、
ローマ~フィレンツェ~ヴェネツィアは、所要時間的に「FR:高速鉄道」一択と考えていいと思います。
ココらへんは、別で記事を作り紹介したいと考えています。
あと、
ストライキは本当に要注意です。
基本的にトレニタリアも.italoも同じタイミングで行われ、
丸一日列車が動かないことが酷いときには月に1度くらいあります。振替輸送とかないです。
鉄道だけでなく、飛行機も国内線が丸一日ストライキで止まることも珍しくありません。ドンピシャになると
詰むので、絶対に行きたい場所がある場合はリカバリーできる日程を組んだほうが良いです。
あと、列車や飛行機は
1時間くらいは遅れて当たり前と考えておきましょう。
ストライキの情報は「イタリア ストライキ」などで検索すれば、日本人向けの旅行会社などが主要な情報は発信しています。
■旅行情報:持ち物の管理とホテルちょうど
今度のコミックマーケットで出す新刊にもコラムを書きましたが、日本のような治安の良い国はまずありません。特にイタリアはスリやひったくり、
観光客を狙った詐欺などが多く、持ち物やお金の管理には特に注意が必要です。
私は列車やホテルの中でも、スーツケースには鍵をかけて、さらに自転車用のチェーンタイプの鍵でパイプと固定したりなどしています。
ここまでやると少し心配性すぎるレベルかもしれませんが、トラブって観光の時間を潰したりするよりはマシと思ってます。
実際、ピサに行った際には、スリ未遂に遭いましたね。(斜塔行きの満員のバスの中で、年配の女性に
ズボンのポケットへ手を突っ込まれました。 気づいてすぐ反応したので被害はありませんでしたが、アジア系の人は無防備な人が多いのでターゲットにされやすい気がします。)
また、周遊旅行の場合、一番のネックが荷物、
スーツケースの保管場所です。
イタリアには駅などに
コインロッカーはありません。大きな駅には荷物預かり所がありますが、列ができていて
預けるだけで1時間近く掛かる、更に料金も1時間あたり1~2ユーロ程と日本と比べると高額な場所が多いため、私の場合は泊まるホテルにチェックイン前またはチェックイン後に預かってもらうことを前提にスケジュールを組みました。
そのため、
ホテルは立地を優先してます。
ヨーロッパは民泊が非常に進んでいて、Expediaなどの予約サイトにも民泊のような物件が表示されたりしますが、そういうところは荷物を預かってくれなかったり、そもそも
部屋に入るまでの手続きが面倒だったりするので、海外旅行に
慣れてない方は避けたほうが良いです。
欧米のホテルは1~5つ星でランクされており、基本3つ星以上、日本のビジネスホテル並みを期待したい場合4つ星以上のホテルであることを確認して予約しましょう(2つ星でも良いホテルは沢山ありますが、一般的に日本人向けのツアーは3つ星以上のホテルが使われることが多いです)。
ちなみに、今回の旅行では
5つ星ホテルでもバスタブがなかったり、4つ星でも冷蔵庫がないところもあったので、そこら辺も気になる方は設備を要確認。
■旅行情報:撮影について一型センサー搭載、24mm-100mmズームレンズのコンデジ「Canon PowerShot G7 X Mark II」で撮影しましたが、梨子、善子の場所は
広角が足りない感じでした。
完全に一致を狙いたい場合は、より広角なレンズのものでないと厳しいかと思います。
また、9ヶ所全部が思いっきり観光名所のため、
人が多いのが最大の難点です。
今回は半分ほどは
早朝アタックで回収しましたが、そうする場合は当然
スケジュールの調整が難しくなります。
唯一飛び地となっている花丸のピサの斜塔に早朝アタックは中々面倒くさいです。ピサは斜塔周辺くらいしか観光名所がないため、早朝アタックは他の観光時間が削られてしまいます。
また、舞台探訪・聖地巡礼する際、他の観光客や現地の方の迷惑にならないよう行動をお願いします。(今回の場所は、ど観光地ばかりなので、はしゃいでいる方は非常に多いのですがw;)
■旅行情報:入場料など基本的に、(真実の口での寄付以外)9人のカットの場所を撮影するだけなら料金は掛かりませんが、建物の中などはぜひ見学した方が良いです。せっかくのイタリア、楽しみましょう。
また、イタリアの観光施設の入場料などは、
ほぼ毎年値上げが行われているため、気になる方は事前にネットで確認するのがいいかと思います。
ガイドブックの値段と同じ方が珍しいです。■おまけヴェネツィアのバスに描かれていたものが前売り券のものに雰囲気似ていて思わず撮影しました。


【関連】
・
【魔法先生ネギま!】イタリアにある麻帆良学園の舞台とか見てきたよ【UQ HOLDER!】・
【舞台探訪】映画「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」~その4~ 北の大地、札幌編
2018年08月08日 舞台探訪・聖地巡礼・艦これ トラックバック:0 コメント:0