1つ前の記事からの続きになります。
前回はホテルに辿り着くまでの出来事を中心に記載しましたが、今回はホテル「モナステロ サンタローザ ホテル&スパ(Monastero Santa Rosa Hotel & Spa)」やその周辺の写真を中心に記載します。
【前回の記事】・
【舞台探訪】映画「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」~その5~ 十花さんが結婚式を挙げたイタリアのホテルに泊まってきました。【前編(アクセス編)】
【これまでの記事】・
【舞台探訪】「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」に影響されて念願のAIRの舞台に行きました・
【舞台探訪】劇場版「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」~その2~ 今度は青森・竜飛崎へ行ってきました!・
【舞台探訪】劇場版「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」~その3~ 物語のスタート、滋賀・京都編・
【舞台探訪】映画「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」~その4~ 北の大地、札幌編←プライムビデオでのレンタルが開始したみたいです!いつでも見れる!
■アニメとの比較・ホテル周辺


ホテルから西に徒歩数分の場所からの風景です。
中央右に小さく見える鐘が、ホテルの鐘になります。
アニメでは建物の手前に資材置き場のようなものがあり、実際、2017年のストリートビューでも映っていましたが、今は別の場所に移動されてなくなっていました。
資材置き場の部分は扉と窓の違いがありますが、一致度は比較的高いですね。
・ホテル上空からの眺め


イタリアではドローンは許可などを取るのが日本人的には非常にハードルが高いので、ホテルでもらったフォトアルバムから。
(そもそもドローン持っていませんが。)
アニメでは、披露宴を行ったスペースができているため、プールの縮尺や上の部分が大きく異なりますが、そこ以外は一致しているので、アニメでのこのカットは、
この写真を元に描いたと思われます。・ホテル庭園


披露宴をしていたスペースは、実際にはないのに加えて植物が多いため、
写真1枚で収めようとすると一致度は低かったです。
・神様だ・・・


・十花お姉さん、キレイ


階段などもデザインは異なります。
・おじいちゃん、泣いてる


このスペースも実際には存在しない場所から撮られています。
階段の手前は、プールとの敷居があるため、斜めからのアングルでしか撮れませんでした。
・庭園から見たホテル


前回の記事でも記載しましたが、こちらはプールの中から撮ってアングルをできるだけ合わせようとしてみました。
段々畑のようになっている庭園とホテルの角度は一致できませんでした。
・ホテルのテラスから見たプール


こちらはプールだけの風景なので、
一致度が高く撮れましたw


庭園の角度は、披露宴のスペースを広げたりした関係で合わないのかと思いますが、こちらもできるだけ合わせてみた風景です。
アニメではホテルは大分シンプルな描かれ方をしています。


庭には木や日よけスペースなど遮蔽物が多く、あまり良い位置では撮影できませんでしたが、バックにあるホテルの建物と合わせようとしてみました。
ちなみに、七宮が立っている場所は、次のカットと同じフロアになります。


こちらはドローンがない限り同じようには撮れませんので、逆方向からw
十花さんが新居の鍵付きのブーケを投げた場所です。


追いかける六花。


こちらもプールから撮影しましたが、もっと斜めで撮ればよかったw;


プールに飛び込もうとする六花。
見比べると結構違います。



プールに飛び込んだ六花。
岩の位置やプールの縁など、こちらもうまく合わなかったです><

フィギュアで再現してみたテスト。(難しい
・その他描き下ろし


クリアファイルとのカット合わせ。

こちらのイラストは、
一部店舗のBD/DVD購入特典の描き下ろし絵柄になります。
店舗によってはポスターだったりアクリルプレートだったりしましたが、ツタヤオンラインが
クリアファイルという現地での持ち運びに便利なサイズ、硬さだったので、そちらで購入して持ってきましたw

ですが、こちらもドローンで上空で撮らない限りは一致しなそうなアングルですので、京都アニメーションの一致度比較にはうまく使えませんでしたw
(ちなみに、プールとのフチに現在は草が生えていますが、これは以前は生えていなかったようです。)


そして、特製ケースの内側に描かれた
ラブラブな2人(爆発しろ!)な風景カットもこちらですね~。
ベンチが置いてある場所のため、こちらも撮影的には厳しいところでした。また、十花さんの立っている鋭い岩は実際にはありませんw
■比較してみた感想何度も書いた通り、全体的に
一致度は微妙なところが多いですw
アニメに出てきた風景は、実際には存在しないエリアから撮影されていて、完全一致できそうな場所はごく僅かでしたw
でも、パーツなど部分部分では一致しているし、この独特な風景・・・実際に現地で庭などを歩くと、
「これはまさしくTOMの世界ッ!」だと思いました!
以上でアニメのカットとのシーン比較は終わりとなりますが、
ここから先は、ホテルやホテル周辺の情報、風景などの記載を続けさせていただきます。
■舞台探訪での注意点(行こうと考えている方向け)念押しになってしまいますが、
前回の記事でも記載した通り、このホテルは16歳未満お断りな高級リゾートホテルです。
ホテルの庭園やプールなどは、
宿泊客以外は利用できません。また、公式サイトでもこのように記載されています。
Monastero Santa Rosa with only 20 bedrooms is an intimate place perfect for a Honeymoon, offering to couples privacy and unforgettable experiences.
↓google翻訳そのまま↓
Monastero Santa Rosaは20の寝室を備え、ハネムーンに最適な親密な場所で、カップルのプライバシーと忘れられない体験を提供しています。 |
ということで、ぶっちゃけると中二病TOM目的で男友達2人で行ったりしたら
場違い感が半端ないホテルなのです・・・。
お城ホテルよりもお城ホテル!ベッドはすべての部屋で1つしかないので、もちろん
同じベッドで寝ることになります。レビューを見ると、花で
ハートマークがメイキングされていたりすることもあるようなので、スタッフに案内された時など非常に気まずいです(私はぼっちだったので流石になかった)。
恋人以外と予約する時はこれを一番
考慮しておく必要がある気がします。
(何タイプか、キングサイズベッド+ソファーベッドの定員3人の部屋があるので、そこに3人で泊まればまだセーフ?
(逆にもっとやばそう) 夏の時期だと1泊20万~40万円以上しますが・・・。)
ということで、ホテルに寄ろうと思った方は、前回記載したアクセス方法なども含めてある程度下調べしてから訪れることをオススメいたします。
あとはもちろんホテル内で
騒いだりとかしないようにですね・・・。
(フィギュアやクリアファイルは、近くに誰もいないことを確認した上で出したりしました。)
■ホテルの部屋に入るまでチェックイン後は、マネージャーにホテル内を案内いただきました。
このホテルは元々修道院だったところを改装したので・・・

このように告解室などもありました。
告解することを書く紙なども用意されていますが、流石に利用しませんでした。

ホテルのテラスからは、アマルフィ海岸の風景が広がります。

この角度からのホテルの眺めは本当に最高でした、朝、昼、夕方、晩と表情が変わる庭園には感動しまくりでした。
こちらの眺めを案内された後、部屋へと案内されました。
■ホテルの部屋の様子ホテルはわずか全20室ですが、部屋のタイプは9種類あります。
私が泊まったのは、一番グレードの低い(安い)
シービュースーペリアルーム(26平方m)です(
1泊715ユーロ)。
同じタイプは全部で3~4室あると思われます。
次にグレードの低いシービューデラックスルーム(28平方m)(1泊990ユーロ)との違いは、バスタブがあるかどうかくらいなので、コスパは良いと思います。
部屋の面積を記載しましたが、ここらへんの部屋は割と普通のビジネスホテル並の広さです。

クイーンサイズベッド
このホテルは全ての部屋の窓から海が見えるようになっています。

部屋からの眺め
が、私の部屋はかなり身体を乗り出さないといけない感じだったのと、正直
共用部のテラスの景色が良すぎるため、あまり部屋からは風景は撮りませんでした。(苦笑

ウェルカムワインとウェルカムフルーツ
急遽アーリーチェックインしたため、最初は用意されていませんでしたが、部屋をちょっと離れて写真を撮って戻ったら置かれていてびっくりしました。
部屋には六花ちゃんフィギュア出しっぱなしだった・・・。ウェルカムフルーツなんて初めてで「え?これ無料でいいの?」と不安になりながらいただきました。美味しかったです。
あと、直筆で宛名付きの手紙も置かれていました。これが高級ホテルか・・・。

コンセントは、マルチタイプではなく、複数のタイプが並んでました。
こういうのは初めてですが、変換プラグ不要でも使えるので、複数充電するのに便利で良かったです。

部屋のトイレ周り。

部屋のシャワースペース。
高級そうなガラス製の扉で、トイレまわりは引き戸、シャワースペースは開き戸となっていて、意外と間違いやすくて神経使いました。
案内された時も「be careful」と念押しされましたw
シャワーは透明のガラスで洗面所から
スッケスケです。

フィレンツェにある世界最古の薬局「サンタ・マリア・ノヴェッラ」のフェイス用のパックも置いてありました。
併設されているスパでは、「サンタ・マリア・ノヴェッラ」ブランドを使ったエステが楽しめるようです。

部屋のモニターでは、テレビなど以外に、ホテルの歴史なども案内されていました。

部屋にあったホテルのパンフレット、フォトアルバムや絵葉書、封筒、しおりなどなど。
確認した所持ち帰って大丈夫ということでお土産にしました。

フォトアルバムの中には、上でも載せた写真など。
■ホテルの様子(共用部など)
テラス
宿泊中、何度も訪れたテラス。空と海の境界線がぼんやりとしていて絵になる風景です。

テラスから北方面の眺め。ホテルの建物と鐘などが見えます。


受付のところのバルコニーから見た眺め。
やはりインフィニティプールはインスタ映えしますねw

ホテル内にあるバー

プールのあるフロアまで降りてからホテルを見上げる。

屋外にあるフィットネススペース。海を眺めながらランニング、などできますが、誰も利用してるの見なかったです。
また、奥の方に壁がありますが、これでホテルの外からはほとんど庭園が見えないように目隠しがされています。


庭園の隅から海を見下ろす。断崖絶壁すぎて怖いレベルですねw
岩山が抉れているのには驚きました。

プールにはよくこのように鳥が休んでいることもw
■夜の庭園など
ライトアップされた庭園。幻想的です。

ちなみにプールは夜に入ることはできません。(ロープが張ってあります)

階段でさえも間接照明でオシャレ。

夜のホテル。静かな時が流れます。
■朝のホテル
朝日を浴びる庭園

ホテルの朝食。
ナポリでの名物焼き菓子「スフォリアテッラ」です。
クロワッサンのように何層もある生地で美味しかったですが、ホテルの元になった
修道院が発祥だとか。

半熟卵がとてもオシャレな感じで出てきました!
他にもフルーツとかベーコン、スモークサーモン、など色々食べましたがどれも美味しかったです。
フレッシュジュースも注文すると、明らかに今フルーツを絞ったという感じのものが出てきてありえない手間のかけ方です。
ちなみに朝食は前日にもらったオーダー表を出しておけば部屋に持ってきてもくれます。
が、色々追加で注文できたりするので個人的にはレストランで食事するのがいいですね。満腹になりました。

ちなみにホテル内のレストランは夕食など宿泊客以外も利用できます。
ミシュラン2018で1つ星を獲得しているようです。
1人2万円ちょっとくらいのコースがありますが、これ以上の贅沢はできないと利用しませんでした。さらに私は歩き疲れて夜は雨も降ってきたのでホテルから出る気力がなくなり、泊まった日は
まさかの夕食抜き。
朝日を浴びながら、六花ちゃんと記念撮影。
■ホテル周辺の眺め
道側から見たホテル。この奥にあの幻想的な風景が広がっているとはパッと見分かりません。
ホテルの外観は、修道院時代のものから余り変わっていないようです。

ホテルの北側にはgoogleマップにも載っていないような階段の道があり、そこからホテルを撮影。やはり塀が高く、庭園などはほとんど見えません。

バスでも見えた風景を徒歩で再訪。
本当にとんでもない場所にホテルがありますね。日本だと無理な気がします。
■アマルフィとポジターノホテルの人に送迎してもらい、アマルフィとポジターノを観光しました。

ホテルへのアクセスの起点となる街、アマルフィの大聖堂。観光客も多くいました。
アマルフィからは、フェリーでポジターノに向います。片道8ユーロ。

フェリーからホテルを眺めます。
右上に見えるのがホテルです。こうしてみると、見事なまでにホテルの場所だけ岩が直角にそびえ立っていますね。


・・・と思ったら、垂直どころか完全に
岩の中がくり抜かれていたのにはビビりました。
どうなってんだこれ。プールの重さとか大丈夫なのかと思わず心配になってしまいましたが、まぁ大丈夫なんでしょう。(適当

アマルフィから30分掛からずに、ポジターノに到着。
「アマルフィ海岸」の風景としては、この「ポジターノ」がガイドブックの写真などでよく使われています。

ポジターノの海水浴場。
海の方は砂浜ではなく、ほとんど小石だったのは意外でした。

また、すぐそばにボートの発着場所があるので、海水浴のスペースは小さめです。

ポジターノの景色。
ポジターノは街の中心部は車が入ることが出来ないほど急坂な街ですが、そのためこのようなダイナミックな風景が広がっています。
■未発見の場所今回、「中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」に出てきたイタリアの風景で1ヶ所特定できなかった場所があります。

こちらの街並みの風景です。
・車があまり通らなそうな石畳の道
・人が多く、両サイドに商店が並ぶ
ということで、アマルフィ海岸の2大都市であるアマルフィ・ポジターノの中心部を中心に捜索して回りましたが、
店舗の形など一致しそうな場所はありませんでした。どこにあるのかな・・・。

参考:アマルフィの街並み

参考:ポジターノの街並み①

参考:ポジターノの街並み②
こちらについては情報募集中です。
■ホテルの予約方法公式サイトからはもちろん、Expediaやbooking.com、Agodaなどのホテル予約サイトでの予約ができます。
また、これは私の調べた当時の検索結果によるものですが、同タイミングで様々な日付で空室検索をかけた結果、
①Expediaなど予約サイトではポイント制度やセールなどがあるため、
公式より安く泊まれる。②ExpediaやAgodaで完売になっていても、
booking.comや公式サイトでは空室がある場合がある。(逆のパターンは見つけられず)
③booking.comで完売している場合でも、
公式サイトでは空室がある日がある。
という状況を複数確認しました。
あくまで推測ですが、予約サイトではbooking.comが多く部屋を割り当てられているようです。
Expedia→booking.com→公式サイト、とそれぞれ検索して空室や料金比較などして予約するのがいいと思います。
実際、私が空室検索したときも、Expediaでは下から2番目のグレ ードの約13万円の部屋が最安値で表示されていましたが、同じ日でbooking.comでは1番下のグレードの約9.5万円の部屋が表示されていたため、booking.comで予約しました。
部屋のグレードは変わりますが、流石にそれで3万円以上も金額が変わるのは厳しいため、複数のサイトで検索して調べておいて良かったです。
(中二病の舞台になっている部分は全て共用部のため、部屋のグレードは関係ありませんし。)
小遣い稼ぎになってしまいますが、booking.comは紹介制度で双方2000円キャッシュバックといったキャンペーンがあるので、ご興味&節約したい方はご連絡いただければ。
■ホテルの感想最後に、ホテルに泊まった感想です。
今まで一番高くても1泊2万円のホテルが限界だった私としては、一泊9.5万円の豪華ホテルはまさに異次元でした。
宿泊料が高い分、部屋の設備やスタッフの多さなど、非常にお金をかけているなぁ、と思いました。オーディオはBOSEでしたし、ありとあらゆる備品にホテルのロゴが付いています。
そして、レストランや受付、アマルフィへの送迎ドライバーなどは、常にスタッフの一人は手を空けていて、
他のお客さんが来た場合でもすぐに対応できる状態にしていました。全20室、多くてもせいぜい40人くらいしか泊まらないはずなのに
スタッフの数はどう見ても宿泊客より多かったです。
本当にお金持ちな人が、普段の喧騒と離れて自由に休暇を過ごすには良い場所なのだろうなぁ、と思いました。
1人で1泊だけという無茶な予約をしてしまい、今では申し訳ない気持ちで一杯なのですが、非常にメモリアルな宿泊ができてよかったです。

長々となってしまいましたが、以上
イタリアへのJOURNEYでした。
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